MacにNode.js+Vueをインストールする

Windows でしか使ったことがなかったので,Mac にも Vue 環境を作りたいと思います.

nodebrew のインストール

Node.js のバージョン管理システムらしいです.バージョンごとに管理する予定はないですが,後から作るのはめんどくさそうなのでこの際入れておきます.

Homebrew を使ってインストールしますが,Homebrew は Mac に Anaconda をインストールする記事でやったので省略します.

terminal

$ brew install nodebrew
$ nodebrew -v
nodebrew 1.0.0  # インストール完了
$ /usr/local/opt/nodebrew/bin/nodebrew setup_dirs

Node.js のインストール

最新版の Node.js をインストールします.fetch 直後に Warning: Failed to create the file で怒られる場合は,ディレクトリを作成してから再度実行します.

terminal

$ mkdir ~/.nodebrew/src
$ nodebrew install-binary latest
# OR
$ nodebrew install latest
$ nodebrew list
v10.6.0  # インストール完了

current: none

使用するバージョンの指定

インストールするバージョンを指定することもできます.

terminal

$ nodebrew ls-remote  # インストール可能なバージョンの確認(例:v10.6.0)
$ nodebrew install-binary v10.16.0

インストールしただけでは current: none になっているので,使用するバージョンを指定する必要があります.

terminal

$ nodebrew use v10.6.0
$ nodebrew ls
v10.6.0

current: v10.6.0  # 切り替え完了

パスを通す

.bashrc に記録します.ない場合は恐らく怒られるので先に作っておきます.

terminal

$ echo 'export PATH=$PATH:/Users/<USERNAME>/.nodebrew/current/bin' >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc  # PATH を反映させる
$ node -v
v10.6.0  # PATH 設定完了
$ npm -v
6.1.0  # NPM も使うので確認

Vue のインストール

terminal

nodejs-test$ npm init
nodejs-test$ ls
package.json  # npm init 後に生成される

nodejs-test ディレクトリ下でコマンドを実行した場合は上のようになります.設定した内容が package.json に反映されます.

vue-cli も Vue と一緒に入れます.

terminal

$ npm install vue
$ npm install --global vue-cli

サンプルプロジェクトの作成と実行

terminal

$ vue init webpack hello-vue

? Project name ...  # 全て初期設定

Documentation can be founded at ...  # 完了

Webpack を使ったサンプルプロジェクトは一行で作ることができます.

terminal

$ cd hello-vue
$ npm run dev

 Your application is running here: http://localhost:8080

npm run dev すると開発環境の設定でビルドされて http://localhost:8080 で接続できるようになります.

最後に

nodebrew で管理すると Node.js のバージョンの違いでエラーが発生したときなどに切り替えられるので,オススメです.