M1 MacにGo言語をインストールする
2021-02-24
Go 言語は 2021/02/16 にリリースしたバージョン 1.16 で M1 プロセッサに対応したようです.
goenv インストール
anyenv という便利そうなものもありますが,今回は公式の通りにインストールしました.
terminal
$ git clone https://github.com/syndbg/goenv.git ~/.goenv
// Homebrewも可
$ brew install goenv
Git からクローンして場合はパスを通します.
.zshrc
export GOENV_ROOT="$HOME/.goenv"
export PATH="$GOENV_ROOT/bin:$PATH"
クローン,Homebrew の利用に関わらず,下記の設定を追加します.
.zshrc
eval "$(goenv init -)"
GOPATH
, GOROOT
を指定したい場合は上記のコマンド以降に書きます.前者は Go SDK の格納ディレクトリを,後者はワークスペースのルートを定義する変数です.
.zshrc
export GOPATH="$HOME/go"
export PATH="$GOROOT/bin:$PATH"
export PATH="$PATH:$GOPATH/bin"
設定が終了したら,以下のコマンドで再起動します.
terminal
$ exec $SHELL
Go インストール
goenv を使って Go をインストールします.
terminal
$ goenv install --list
$ goenv install 1.16.0
現段階で M1 に対応しているのは~~ 1.16 のベータ版です.~~1.16.0 が対応していました.
特定のディレクトリで Go のバージョンを指定する場合は local
コマンドを用います.
terminal
$ goenv local 1.16.0
ディレクトリ内で Go のバージョンを確認すると,以下のようになります.
terminal
$ go version
go version go1.16.0 darwin/arm64
対応前の 1.15.x をインストールしようとしてもコマンドは実行されません.
もし使いたい場合は Rosetta2 でターミナルを起動すれば良さそう.