Ubuntu 16.04 LTSでWi-Fiに接続できなかったときの話
以前,Ubuntu 16.04 LTS をインストールして使おうとしたら Wi-Fi に接続できなくて手間取ったときのこと.
問題の詳細
まだ,TensorFlow が Windows に対応していなかった頃,Mac は手が届かず,知恵を絞って思いついた夢の Linux 環境が手に入ったときに事件発生.Wi-Fi に接続できません.
- SSID, パスワードは正しい
- セキュリティに表示されるのは WEP 2 種類のみで WPA がない
- すべての Wi-Fi に繋がらないのではなく,一部のみ繋がらない
確認すべき事項
- 無線 LAN ドライバ搭載の有無
- 無線 LAN の起動の有無
- SSID, パスワード, セキュリティ, 認証方式などの間違い
普通は,この辺りが絡んでくるのだと思います.
ドライバ
無線 LAN を最初から搭載しているパソコンではなく,アダプタを USB ポートに挿している場合,ドライバのインストールが必要になるかもしれません.使ったことがないのでわかりませんが,挿せば自動インストール?と思っていたり.
無線 LAN の起動
私の場合,一部の Wi-Fi には繋がっていたため,起動していると判断し割愛.
非表示ネットワーク
最終的に,原因はこれであることがわかりました.
一般的には Wi-Fi に接続するとき,拾ってきた電波から自宅のものを選択し,パスワードを入力しますが,我が家ではステルス化されており,Wi-Fi が飛んでいることがわからないように SSID が表示されない設定になっています.
このときは自分で SSID を打ち込まなければ接続できませんが,どうやらこのときの接続の仕方が間違っていたようです.
様々なサイトに「非表示ネットワークを確認」を選択するように,と書いてあるにもかかわらず,私は「新しいネットワークに接続」で登録してから「非表示ネットワークを確認」を試していました.
非表示ネットワークを選択することで,セキュリティで WEP だけでなく,WPA も選択できるようになっていました.(正確には WPA Personal)
最後に
経験と直感は時に視界を暗くする.