Windows/macOSにGo言語をインストールする
利用環境
よくある環境なので大して触れる必要はありませんが,Windows は Windows 7 以降かつ 64 ビット,macOS はバージョン 10.10 以降かつ 64 ビット環境であればインストールできます.
- Windows 10 Home 64 bit / macOS High Sierra
- Visual Studio Code
インストール (Windows)
今回はインストールパッケージ (.msi) を使用します.
インストールするときに環境変数 GOPATH
が設定されます.本体は C:\Go
にインストールされ,GOPATH
は C:\Users\<username>\go
に設定されます.
バージョンの確認
terminal
$ go version
go version go1.12.9 windows/amd64
パスの確認
コマンドプロンプト
terminal
> echo %GOPATH%
C:\Users\<username>\go
PowerShell
terminal
> echo $env:GOPATH
C:\Users\<username>\go
私の場合は VS Code で PowerShell を使用しているので,下の方法で環境変数を呼び出します.
環境変数は [コントロールパネル] > [システムとセキュリティ] > [システム] > [システムの詳細設定] から編集,確認することもできます.
また,Go の機能を使って表示することもできます.
terminal
> go env GOPATH
Go 言語には GOPATH
と GOROOT
があり,前者は作業ディレクトリ,後者は Go 本体のディレクトリです.
インストールが成功したかの確認
terminal
PS C:\Users\mktia> mkdir $env:GOPATH/src/helloGo; cd $env:GOPATH/src/helloGo
ディレクトリ下に hello.go
を以下の内容で保存します.
hello.go
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Printf("Hello, Go\n")
}
run
コマンドで実行できます.
terminal
$ go run $env:GOPATH/src/helloGo/hello.go
これをビルドしても実行できます.
terminal
PS C:\Users\mktia\src\helloGo> go build
PS C:\Users\mktia\src\helloGo> ./helloGo
Hello, Go
インストール (macOS)
macOS でもインストールパッケージ (.pkg) を使います.ダウンロード先は Windows と同じです.バージョンの確認も同じなので割愛します.
パスの設定と確認
ターミナルで以下を実行します.
terminal
$ mkdir ~/go
$ echo "export GOPATH=$HOME/go" >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc
# インストール先ディレクトリ
$ go env GOROOT
/usr/local/go
# 作業ディレクトリ
$ go env GOPATH
/Users/<username>/go
# もしくは
$ echo $GOPATH
/Users/<username>/go