気象庁から天気情報を取得する
2024-01-07
気象庁は JSON 形式で天気予報の情報を公開しています.
正式に API として提供されているわけではないため,JSON 構造の一貫性や情報発信の定時性,メンテナンスなどが保証されているわけではないようです.
天気予報の情報
今回取得するのは,以下の気象庁のウェブサイトに表示されている天気予報の情報です.
データシートはありませんが,ウェブサイトに掲載しているデータと JSON データは同一のようなので,照合するとデータの構造がわかります.
東京の天気予報
当日含め,直近3日間の詳細な天気予報と,当日から7日間の天気予報は以下の URL から取得できます.
https://www.jma.go.jp/bosai/forecast/data/forecast/130000.json
東京都のエリアコードは 130000 ですが,他のエリアコードを入力すれば全国各地の天気予報の情報を取得できます.
東京都には,以下の4エリアが含まれます.
- 東京地方(130010)
- 伊豆諸島北部(130020)
- 伊豆諸島南部(130030)
- 小笠原諸島(130040)
データ構造の概観
- 当日含め,直近3日間の詳細な天気
- timeSeries
- 天気コード,天気の説明,風・波の様子
- 翌日までの降水確率
- 翌日までの気温
- timeSeries
- 当日含め,直近7日間の天気
- timeSeries
- 天気コード,予測の信頼性
- 最低・最高気温(上限・下限つき)
- timeSeries
天気コード
気象庁が発表する天気には,天気コードが割り当てられています.
例:晴 100,曇り一時雨 202
天気コードにはそれぞれ天気アイコンも割り当てられていますが,出現頻度が低い天気に関しては対応するアイコンがなく,最も近い天気アイコンを用いているようです.
天気アイコンは全部で 30 種類あり,気象庁のウェブサイトでは SVG 画像を利用しています.