コントラクトを実際に使用する際には一般的に Web3.js とブラウザの拡張機能で提供されるウォレット Metamask 等を接続し,ウォレットプロバイダを通してトランザクションの作成,送信を行います.ただ,DApp を作成していないときにはテストネット上のコントラクトにトランザクションを送って動作確認ができないので,このようなときには Truffle のコンソール機能や Remix の機能を使うと良いでしょう.今回は Ethereum Rinkeby テストネットに接続してみます.
最近,NFT アートが高値をつけて少し盛り上がりを見せていましたが,実際に内部ではどのようなことが行われているのかパッと見ではわかりにくいように感じたので,作ってみることにしました.
執筆時点の市場規模は約 2,600 億ドルで,ビットコインに次ぐ第二位となるイーサリアム.スマートコントラクトという仕組みにより,決済手段としての色が強いビットコインに対し,アプリケーションを実行するプラットフォームという位置づけになっています.拡張性が高く,イーサリアムの規格である ERC20 を使用したトークンが一時期爆発的に流行っていました.イーサリアムのホワイトペーパーは 2013 年に Vitalik Buterin 氏に公開され,2015 年のイーサリアムプロジェクト開始前に書かれたものでした.しかし,イーサリアムが実現したい世界を正確に伝えるために今もメンテナンスされています.本記事ではホワイトペーパーに準じてざっくりと以下のような内容を取り上げています.
今回は chainapsis が開発している cosmosjs というパッケージを使って,この Nameservice Chain に接続してみます.
インターオペラビリティの実現に向けたブロックチェーンプロダクトである Cosmos に触れてみようということで,チュートリアルで用意されている Nameservice を動かしてみたいと思います.